
当医院の治療内容
治療に向けて
治療については十分な説明をし、納得していただいた上で処置に入ります。
また、自費治療に関しては事前に見積書をお渡しし、了解を得た後治療に移ります。
治療については十分な説明をし、納得していただいた上で処置に入ります。
また、自費治療に関しては事前に見積書をお渡しし、了解を得た後治療に移ります。
虫歯やその他の原因で無くなってしまった歯の替わりに、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。インプラントの人工歯根は固定されているので、ガタつくことなく自分の歯のように噛めるようになります。
インプラントは、生体との親和性が高いチタンという金属を使用します。インプラントと顎の骨がしっかりと結合すれば、 その上には丈夫で安定した歯を作製する事ができますので、入れ歯ではどうしても満足する事が難しかった 「食べる・話す」 事も、インプラント治療によりご自分の歯と同じような感覚で噛めるようになります。
① 1次オペ
局所麻酔をしてから、歯肉を切開し骨にドリリングしインプラントを埋入します。その後、切開した歯肉を縫合します。(所要時間約30分程度ですが、インプラントの本数が多い場合には時間がかかることがあります)その後、約1~2週間後に抜糸します。
② 2次オペ
1次オペ後、約3~6ヶ月後に行います。局所麻酔後、埋入したインプラント上の歯肉を切開しインプラント上に仮の土台をねじ込みます。その後、歯肉を縫合します。約1週間後に抜糸します。
③ 仮歯装着
仮の土台の周囲の歯肉の状態が良くなったら、仮の歯を入れ噛み合わせをつくります。
この状態で使用してもらい、違和感などないか確認します。
④ 最終印象
仮の歯が問題ないことを確認した後に、最終的な型どりを行います。型どり後、最終的な土台やその上に作るかぶせものを作製し試適や調整を行います。
⑤ 最終補綴物装着
最終的な土台とかぶせものを同時に装着します。装着1週間後、噛み合わせの状態のチェックを行います。
⑥ メインテナンス
約1~3ヶ月ごとに来院していただき、インプラント周囲の清掃を行いメンテナンスします。
天然歯と同じように、インプラントにも良好な口腔衛生が必要になります。不十分な口腔衛生状態が続くと、インプラントの脱落などの原因になります。
良好な口腔衛生を保つ為には、定期的な検診(通常 1~3ヶ月ごと)と、毎日のブラッシングとフロッシングが必要不可欠です。良好な口腔衛生はご自身の口の中を強く健康にし、長期にわたってインプラントの機能を維持させることになります。
審美歯科とは、単に見た目の美しさを整える白い歯を入れれば良いという事ではありません。きちんとした診療・治療の延長上に審美・美容というものがあり、患者さんの肉体的及び精神的健康の回復と維持を目的としています。
審美歯科治療は、セラミックやハイブリッドのさし歯、歯のホワイトニング、特殊義歯等によって審美回復を行います。(矯正治療やインプラント治療が併用される事もよくあります。)
オールセラミック
オールセラミックは、最も審美性に優れ、生体親和性が高く、耐食性にも優れています。オールセラミックを使用した治療の一番大きな特徴は、体にやさしいセラミックとそのフレームとして非常に硬いジルコニア(白色)を使用しますので、歯の裏側に金属が全く見えず、審美性に優れています。また金属アレルギーのある患者さんにも安心してお使い頂けます。但し、非常に硬いという性質の反面、衝撃にはたいへん脆い特性を持っています。
ホワイトニングとは、患者様自身の歯を白くする治療法です。
ホワイトニング治療には、オフィスホワイトニング(診療所内で治療をする方法)と、ホームホワイトニング(医院の診療方針・指示に従い、患者様が自ら行なう方法 )とがあります。
どちらの治療方法も、医師がお口の中(歯や歯周組織の状態)を診断してから治療が始められます。
ホワイトニングによる効果は、歯の変色の程度や色調、原因により個人差がでます。治療前の白くなる度合いの説明はあくまでも予測であり、治療期間中にホワイトニング治療剤による知覚過敏の症状が出る事もあります。この症状の大部分は、数時間後には治まるものですから心配にはおよびません。
ホワイトニング剤には過酸化水素か過酸化尿素が含有されています。口腔内の使用に毒性はありませんが、不適切に使用された場合、口腔粘膜組織を損傷するおそれがありますので、かならず歯科医師の診断を受け、指示に従って下さい。
ただ白くするのではなく、より自然感のある歯へ。
ホワイトニング治療でも歯牙の形成不全、薬物による重度の変色など適応できない場合があります。ご相談ください。
歯科におけるレーザ―には、診断用レーザーと外科用レーザーがあります。診断用レーザーは、虫歯かどうかあやしい箇所に当てる事で予防か治療かの方針を容易に立てる事ができます。外科用レーザーは、虫歯や歯周病を引き起こす細菌を殺菌する事や外科用メスとしてその大きな効果を発揮します。当歯科では、外科用レーザーの中の炭酸ガスレーザーを使用しています。
歯科レーザー治療は、痛みが少なく従来の治療方法に比べ回復が早く、口内炎や知覚過敏の症状にも効果あるといった特徴が挙げられ、無麻酔、もしくは麻酔の使用量が少なくて済むのも大きなメリットです。
【歯周病の治療】
歯周病菌(プラーク)をそのまま放置しておくと歯肉の血行が悪くなり、歯を支えている骨が溶けてしまい(歯周病)、最悪の場合、歯が抜けてしまいます。一生懸命歯磨きをしているつもりでも、実際には磨けてない部位が多く、炎症が治りにくいため、重症の場合は歯肉をメスで切らなければなりませんでした。歯周病に対するレーザー治療では、炎症がおこっている歯茎の溝(歯周ポケット)の中を焼いて蒸発させます。歯と歯茎の間にレーザーを照射する事で、歯周病菌にダメージを与え、弱っている歯茎の血行を良くして、健康な引き締まった歯茎に回復させます。
歯に強い痛みがあり歯の神経まで虫歯が達してしまっている時は、「歯の神経」を抜かなければなりません。歯の神経の治療時にレーザーを使えば、歯の根の中(根管内)を殺菌して、炎症を早く鎮める事ができます。根っこの先(根尖)まで確実に掃除をする事ができるので、根の先端にできてしまった膿の袋も治りやすくなります。
レーザーを使用すれば、虫歯を削って取り除いた後、目に見えない細菌をより確実に殺菌する事ができます。そして詰め物をする事で、虫歯の再発を防ぎます。
口内炎の粘膜上皮を痂皮化(かさぶたを作ること)し、接触痛を早期に治す事ができます。
虫歯ではなく、歯の根元が露出したり、えぐれてしみやすくなる状態を知覚過敏症と言います。通常はレジンなどの樹脂をコーティングして処置しますが、境目が少し盛り上がってプラークがたまりやすく歯肉炎をおこしやすい場合は、レーザーで処置する事もできます
矯正歯科治療とは、悪い位置にある歯をあごの骨のなかで少しずつ動かしたり、あごを良い方向に動かしたりして、正しいきれいな歯並びや噛み合わせを作る治療です。
しかし、ただ単に「歯並びをきれいにする事」が矯正歯科治療の目的ではありません。歯並びは、噛みあわせ(食物を噛み切、砕き、消化を助ける等)と審美(対人関係、発音、コンプレックス等)に大きく影響します。つまり、歯の正常な咀嚼機能を取り戻し健全な身体と心をつくる為の治療が、矯正歯科治療なのです。
悪い歯並びを総称して不正咬合と言います。不正咬合では、心身に以下のような悪影響をおよぼします。
・むし歯や歯槽膿漏になりやすい。
・良く噛めない為に、胃腸障害が起こる。
・あごの成長や顔かたちに影響し、不調和をもたらす。
・正しい発音しにくい。
・口もとが気になる。(審美的要素とコンプレックス)
不正咬合の大半は歯の大きさより、あごの大きさの方が小さいために起こる「叢生」といわれる、主に前歯が重なりあった歯並びです。身長が伸びるのと同じようにあごの骨も成長します。最近は食文化の発展により昔に比べ、食事中のかむ回数が減っています。小児期にかむ回数が減ることで、あごの骨の成長が劣成長になり、歯がきれいに並ばないことが多いのです。そのあごの骨の成長が望める小児期に床矯正装置を適切に装着することにより、永久歯がはえる前にスペースをつくります。
親知らずの抜歯は大変な施術ではありませんので、心配することはありません。親知らずの生え方や、虫歯などの状態によりますが通常の場合、5~10分程度で済みます。しかし、横向きにはえてたり、骨を削ったり、歯茎を切ったりしないといけない場合は、30分程度時間がかかる場合があります。
当医院ではこんな方法で施術します。
痛くないのに抜く必要はあるのですか?
まっすぐはえてきて、痛みもく普通に食事で噛むことができれば抜く必要はありません。横や斜めにはえてきていたり、はえきらないで歯茎が腫れたり、虫歯になることがあります。また親知らずが前へ傾くことにより前歯の歯並びが悪くなることがあります。他の歯に影響する前に抜くのが良いと思います。
抜く時は痛くないですか?
通常は麻酔が効いているので抜く時の痛みはありません。
すぐに帰れますか?
止血の確認ができれば、すぐに帰れます。
腫れますか?
やむおえず、骨を削る場合は2~5日程腫れることがあります。
抜いた後、気をつけることはありますか?
その日はできるだけ心拍数のあがること(運動、飲酒など)は避けてください。
心拍数が上がることで血が止まりにくくなることがあります。
「顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靱帯障害、関節円盤障害、変形性関節症などが含まれている」
(日本顎関節学会「顎関節症の定義」)
要はあごの関節辺りに異常があり、口を開けたり閉じたりする時に「カクッ」などの音がしたり、痛みを伴ったり、開け辛いなどの症状がある疾患です。その他いろいろ障害の種類はありますが、それらを含めて顎関節症と診断されます。
症状は以上の他に耳の痛み、耳閉感、難聴、めまい、眼精疲労といった眼や耳の症状、頭痛や首、肩こり等の症状を呈する場合もあります。
気になる方は是非ご相談ください。
顎関節症の治療は基本的には原因療法と対症療法があります。
原因療法とは、かみ合わせの不調和などによって顎関節症になった場合に、その原因であるかみ合わせを治すことにより、顎関節症を治癒させる方法です。
対症療法とは、関節円板(顎関節の上にのっている軟骨状のお皿)などが変形し、関節円板の位置異常のため、「カクッ」と音が鳴ったり、痛みがある場合に、その原因である関節円板の変形を治したいのですが、一度変形した円板は正常の形には戻らないため、スプリント(専用のマウスピース)を使用することにより、痛みや音を軽減させる治療法です。
当医院ではいくつかの治療方法を採用しています。
スプリントを使って噛み合わせを改善したり、あごの周りの筋肉をリラックスさせ、顎関節周囲への負担を軽減させる治療法です。
炎症がひどく痛みが強い場合など、薬物を使用して幹部の痛みを鎮める治療です。
顎関節周囲のマッサージを行ったり、レーザーを使用して周囲の血流量を上昇させ、痛みを軽減させます。
その他、調整料、特殊技術料など別途費用がかかることがあります。
その場合は、見積書により説明いたします。
治療費は金属代の相場により変動することがあります。その都度お尋ね下さい。